Blog- ファッションセラピストのノート

2021.03.18 (木)
Food coordinator Produce - case of Portrait Photography

この度、フードコーディネーターとしての仕事を始めるにあたって、プロフィール写真のプロデュースをMizueさんに依頼しました。

今まで、ピアニストとしてのプロフィール写真はありましたが、それとは全くイメージの違う写真をお願いしました。

簡単に自分でヘアー&メイクができるものというのも私からの第1条件だったので、どのようなイメージに仕上がっていくのか

ワクワクしていました。

撮影までには時間をかけてアンケートやカウンセラーとのミーティングなどの中で、自己を振り返り、     自己を見つめなおす機会になりました。

色々な手法で私を分析したうえでイメージを考えてくださり、ヘア&メイクの技術だけでなく、今まで培われたスタイリストとしての感性のマジックで、私が想像してなかった色との出会いもあり、それは、新たな発見でした。

カメラマンとも阿吽の呼吸で撮影はスムースに進行し、待望の写真を見たときは、流石だなと思いました。今まで積み重ねてこられた経験に基づいたプロデュース力は、全てにおいて私の想像以上でした。

今回撮って頂いた写真と共に、私にとって新しい未知の世界を歩んでいきたいと思います。





撮影を振り返って

ピアニストとしてのキャリアを積まれて来られたTakakoさんが60歳のバースデーを前に

もし、ピアニストになっていなかったら、料理人の人生を選んでいただろうと思われている現在、学生のための朝ごはんをつくられたり、朝カフェの仕事をされたり、すでに料理人としても活動していらっしゃいます。

ピアニストとしてのTakakoさんのスタイリングは、 長身でスマートな身体に似合う、ドレス、ヘアスタイル。クールで誰が見ても、知的で、カッコ良い印象です。

第一印象でイメージできるスタイルから、お話をさせていただきながら、イメージが何パターンか浮かぶ中、さらに、これから目指されるイメージをお聞きしながら、イメージを絞りこんでいくと、ご自分では気づかれていない魅力をお伝えすることがよくあります。

Takako さんの小さな頃の思い出、印象に残っている風景、好きな映画や本、憧れた人、などなど     プロのカウンセラーとアンケートシートに基づいて、zoom で気楽におしゃべりしながらカウンセリング。Takakoさんが自然が大好きなことや、家族、友人達と、野外で楽しい会食の風景が浮かんできました。

そこで、撮影場所を野外にいくつかご提案したあと、寒い時期の撮影のため、カメラマンとモデルハウスでグリーンがある場所を見つけました。

スタイリングはグリーンに映えるカラーでTakakoさんは今まであまり着られることがなかった、レモンイエローカラーのエプロンをご提案しました。     フレッシュでスッキリしたイエローがTakakoさんの少し薄い目の色にとても似合うと思ったのです。

日暮里繊維街で生地を2パターン選び、レモンイエローとキャンパス生地にグラフィック柄を選びエプロンを作りました。

ヘアメイクはナチュラルで、Takako さんが簡単にヘアスタイルできる、優しいゆる編み、眉毛は普段ストレートなキリッとした印象を少しアーチ型で撮影しました。

寒い12月末の撮影でしたので、暖かい日差しのある雰囲気を出すため、カメラマンKanaeさんもいろいろ考えてくれました。

Takako さんに感想をいただいて

孤独な百戦錬磨を続けて来られ、ピアニストという職業で音楽を通じて、愛、哀しみ、祈りの感動を伝えられてきたTakakoさんの新しいスタートに立ち合わせていただけたことを心から幸運と感謝の気持ちです。

ピアニストという、特殊な道から、料理人としてのスタートされる行動力と好奇心は、お話を聞かせていただきながら、私もワクワク、ドキドキさせていただきました。

ピアニストという世界があるからこそ、Takakoさんの料理に、プラスされるハッピーエッセンスがあるのだろうと思います。

なりたい自分は、なりたいだけなれば良いと思う私にとって、生き様そのものが、多彩で魅力的なTakakoさんにお会いできて、励みにもなりました。

Takako さんのピアノと料理をゆっくり味わえる日を楽しみにしながら、私もいろんなチャレンジを続けたいと思います。

You can study something new at any age !